2016年09月


9月25日は大和久 海斗君の15歳の誕生日です。
しかし海斗君は今年の1月26日に天国へ旅立ってしまいました。

海斗君は小学校一年生の時に教室に来ました。3つ上のお兄ちゃんと一緒に通っていました。
サッカーが得意で、とにかく明るく よく笑い そして とても優しい子でした。

教室で元気の無い子には上の学年、下の学年問わず話しかけて 周りを明るくしてくれました。
海斗君の周りの生徒は、どんな子でもいつも笑っていました。
突然の父の交通事故で私が元気がなかった時も、海斗君だけは気付いたようで「どうしたの?何か今日、元気ないよ」と心配してくれました。

海斗君が六年生の時に病気が発覚しました。
骨肉腫でした。

六年生の時に長く学校もお休みしましたが中学1年生でまた、明るい笑顔で戻って来てくれました。

海斗君は入退院を繰り返していました。入院中には素敵なイラストをたくさん送ってきてくれました。見ていて心が ホッコリと暖かくなるような可愛いイラストでした。
お見舞いに行くと、いつもちょっと照れくさそうでした。
でも退院して教室に来る時は元気いっぱいで いつもの海斗君でした。

ずっとこのまま元気でいてくれると、私は信じていました。

年が明けて メールしたのに返信が返ってきませんでした。そしてお母様からお見舞いなら早めに という連絡をいただき、お見舞いに行きました。

苦しそうで辛そうな海斗君でした。
でも辛いながらも「分かる」と返事をしてくれました。
翌々日も同じくらい辛そうでした。
その翌日に皆で、うちわに寄せ書きをして それを持って行こうとしていた朝に、お母様から、少し前に海斗君が天国へ行ってしまったというご連絡をいただきました。

信じられませんでした。
こんなにも願っていたのに海斗君は本当に いなくなってしまいました。

海斗君と仲が良かった高校生達に連絡しました。
どの生徒も忙しい中でしたが皆、「海斗に会いたい」と言ったので一緒にご自宅に会いに行きました。

帰り、車で自宅に送っている時に何人かの生徒に「海斗が元気な時に会いたかった。何でお見舞いに誘ってくれなかったの」と泣きながら責められました。私自身も、もっと時間を作って、海斗君とおしゃべりをしたかった…
取り返しの付かない様々な事に、暫く悔まれました。

海斗君がいなくなって考え方も変わりました。
どんなに願っても叶わない非情な事はある。だから、その時に出来る事を理由があっても後回しにしてはいけない。

高校生の生徒も「死にそう」「死にたい」という言葉が使えなくなったし、聞きたくもないと話してくれました。海斗君の死によって 彼らの中の何かが変わったのだと感じました。

暫くして海斗君の写真は元気な時の写真は一枚も無く、入院中の写真しか持っていない事に気付きました。海斗君に限らず他の生徒の写真も持っていませんでした。

この事が、私がブログを始めようと思ったきっかけです。
教室での元気な皆の姿を残しておきたい。と強く思いました。

今は海斗君の弟の五年生の生徒が元気に通ってくれています。
時々、海斗君の話題になった時や、弟君を見ていて泣きそうになってしまう時があります。そんな時、「なに泣いてるの!?」なんて、弟君に言われたりします。
当たり前なのですが、やっぱり似ているので…

私はこれからもずっと海斗君の笑顔を決して忘れません。

海斗くん 
お誕生日おめでとう!






小学生の時から通っている生徒の高校の文化祭に行って来ました。

書道部ではなく箏曲同好会に入部して活躍しているようです^^;

演奏会は1時半からなのですが今日は東久留米校で2時半から授業なので見られませんでした。とても残念です(•̩̩̩̩_•̩̩̩̩)

書道部などを見た後、学校を後にして東久留米校に向かいます。

そろそろ演奏会か始まる時間です。
頑張って下さい!

検定が終わり 先週は墨を擦りました。
今週は硬筆のお稽古です。

幼稚園から中学生までのお手本を配り、幼稚園の課題から自分の学年までの課題を書きます。
中学生になると全学年の課題を書かなくてはいけないので お手本を配った瞬間に「めんどくさー」の声も^^;

お手本を見ずに、さらさらと書いてしまった生徒には「書き直し!」なんて言われてしまいます。
長く通っている生徒は なるべく直しを少なくする為に とてもお手本を見て書きます。書くのに時間はかかりますが直す所も少なく「ノートもこんな字で書けたらいいのにね」なんて言うと皆揃って「無理ー」とはいうものの中学生になるとノート提出で字が綺麗だと褒められたりしているようです。

全ての直しが終わると今度はお手本無しで自分の名前を書いて持ってきます。これで又、直されて 綺麗に書けたらおしまいです。
だいたいの生徒は2時間かかりました。
硬筆での2時間の授業は毛筆よりキツイようです。

書いている時の姿勢や鉛筆の持ち方に口うるさく指導するので 嫌がりもしますが 硬筆のお稽古も大切なお稽古ですので これからも頑張って普段のノートにも少し気を使ってみて下さいね!


今日20日は台風の接近で朝から雨が降っていて夕方くらいから特に雨が強くなりました。

今日はお休みの生徒が大勢でした。

いつも大体の生徒は2時間くらいはお稽古するのですが今日は帰りも心配なので1時間半くらいで帰しました。

誰も居なくなった7時少し前に五年生の女の子がお母さんに連れられて来ました。
用事があって遅くなってしまったようです。
今日は中高生の生徒も来なかったので、マンツーマン二人きりの授業でした。
いつも賑やかな生徒なのですが今日はちょっと恥ずかしそうでした(^^)

こんな悪天候な日にもお稽古に来てくれて 送迎して下さった保護者の方にも感謝いたします。

最近、悪天候の為にお休みする生徒が多く居ます。
振替も多く予想されます。
曜日によっては混雑する日もあるかと思いますが、どうぞご了承下さい。




検定も終わり、今日のお稽古は墨を擦ります。

水を入れすぎると なかなか濃い墨が出来ません。
入会して間もない生徒は ほとんどの生徒が とても薄い墨になってしまいます。

入会して長い生徒は、墨をするのにも慣れていて とても良い墨をすります。
やはり、墨すりも、お稽古していなければ出来ない事だと感じます。

普段のお稽古では墨汁を使い何枚も書いてお稽古します。

今日のお稽古では、時間をかけて自分ですった墨なので半紙に書く時もいつもと違って大切に丁寧に書いています。

墨汁のお稽古の時も そのような調子で書いて欲しいものです(^^)

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